整理　整理

　ネットで波乗りをしていると、思いがけないページにたどり着く。自分の持ち物についての92歳のかたのページに、なるほど、と同感させられてしまう事が、書いてあった。
要約すると「自分が大切にしている、思い出用のものはすべてゴミ」というのである。だから自分で始末せよ！どうせ捨てられるものであれば自分でしたほうが部屋もかたづく、すっきりもする。それに捨てたからと言って後悔する事はほとんど無いそうだ。なるほど、そうなのか。

押入れは満タン奥には何が入っていたっけ！、、、では私も真似しよう。
さてイザ始まると　どこを、つっついても良く考えないと捨てられないものが、出てくる。

物を減らすこととの格闘になってくるのである、自分の思い出の整理をするみたいで、なんか、少し寂しい。昔の日記風書き物がダンボールの箱にある、これも思いっきり捨てよう、、特別有名人でもない私の人生をだれが、気にとめてくれるだろう。

　母がなくなったときのあの時のむなしさは、忘れられない。葬儀のあくる日に母の持ち物があっというまに、小型トラックに積まれて、焼却場に送られたのである。3人の子供達が関心を寄せず、いや私は少なくとも心が痛んだのだが、ここの住人でない者が口をはさんではならないと思った、親子、夫婦、兄弟でもみんな別人格の他人、他人にポンポンと積まれて行く、そんなら自分の物は自分で捨てようと、心に決めたのである。

　始まると面白いもので、思い出の中に入り込んでしまうのである。時間の立つのがわからないくらい、まるでパソコンを始めた頃のように、なにかめずらしい機能を発見した時のとめきがある。

いろいろと考えてみたが、まだ若い、もう少し年月がたってからこの整理をしよう、とりあえず　要らないものから捨てよう、基準がないから厄介である。

2年以上使わなかったものは不用品と決めたのであるが、、さてどうなる事か！！